猫のブリーダーの探し方や注意点!良いキャッテリーの見分け方

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純血種の猫ちゃんを飼いたい!そう思ったらペットショップではなくて是非ブリーダーさんを探してください。それもなんちゃってブリーダーではなくて、正式なブリーダーさんをです。

これは可哀想な猫ちゃんを減らす為にも必要な事なんです!

猫のブリーダーの探し方、紹介します!

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猫のブリーダーの探し方と注意点

飼いたい猫種がある場合、その猫をブリードしているキャッテリーを探します。今はネットが普及しているので簡単に探すことが出来るでしょう。

因みにブリーダーは分かるけどキャッテリーって?って方に補足します。
どちらも意味は猫の繁殖家という事なんですが、結構大きな違いがあります。

まずブリーダーに必要な資格というのは

  • 動物取扱業の登録
  • 動物取扱責任者の資格

です。これらが無いとブリーダーとは名乗れない訳ですが、逆に言えばこれらさえ取得してしまえばどんな人でもブリーダーを名乗ることが出来るんです。何も考えずに儲けだけを考えてそこいらから安い猫を仕入れて、狭いケージの中で母猫の負担も考えずに次から次へと繁殖させて先天性の病気があっても、知らんぷりして売り出していたとしても、ブリーダーだと名乗れるんです。

極端な例だと思いますか?実際にこういうブリーダー(業者)いますからね。

そしてこういうブリーダーがペットショップに卸します。で、ペットショップも売れるからまた仕入れます。売れ残りは処分されるか、またボロボロになるまで繁殖に使われるか、動物実験に使われるか…。

冒頭でペットショップで買わないでと言ったのは、こういう理由からですね。需要があると供給が増えてしまうので(+_+)

話がちょっとずれてしまいましたが、じゃあキャッテリーって?となると、TICA(The International Cat Association)とCFA(Cat Fanciers Association)というアメリカを拠点とした二つの団体どちらかの正式な認定を受け、登録ナンバー証のある純血猫のブリードを行っている方々の事を指します。

猫の血統書って実は色々なクラブから出されているのですが、現在世界的に認められている正規の血統書っていうのは、このTICAかCFAが発行しているものに限られます。

つまり、キャッテリーとはTICAかCFAに認定して貰えないとなれないという事です。

前置きが長くなりましたが、そういう訳なのでブリーダーさんを探すにはまず、キャッテリーを探すのがおすすめです。言い方は悪いですが、これで、ある程度ひどいブリーダーはふるいにかけられるので(^^;)

一応、補足としては、キャッテリー以外のすべてのブリーダーさんを全否定しているわけではありません。中にはキャッテリーじゃないけれど、ちゃんと病気の検査などをして健康な子をブリードしている方もいるかもしれません。でも、初心者でそういった方を見付けられますか?

って事で、キャッテリーさんをおすすめする訳です。因みにキャッテリーも全肯定する訳でもありません。評判の悪いキャッテリーもあるにはあります(^^;これはもう、人間同士の相性とかもあるかもですが(苦笑)

ブリーダーさんの探し方には

  • ブリーダーの仲介サイトを利用する
  • キャットショーに出向く
  • キャッテリーのブログを探す

といった方法があります。

ブリーダーの仲介サイトは先日も紹介したビギナーズカフェニャンダフルは信用できると思っています。私の個人的な判断基準は、販売とか直売とか唱っているサイトは余り利用・信用したくないなという印象です。ペットを売り物として考えている時点でどうかと思うからです。

縁組とか里親さん募集とか、良心的なサイトだとそんな感じです。

キャットショーに出向くのもお勧めです。キャットショーは実は誰にでも見学出来るんですよ!ただし、キャットショーでは猫も慣れない場所で神経質になっている子もいますので、守るべきマナーはしっかり守るようにしましょう。

ブリーダーさんも忙しかったりしますので、話しかけるならある程度ショーの進行が進んで落ち着いてきた頃がいいでしょう。

キャットショーに行けない、仲介サイトでは気に入った子が見つからなかったという場合はキャッテリーのブログを探すという方法もあります。猫種+キャッテリーで検索してみるとそこそこ出てくると思います。
先ずはブログを読み漁って、ブリーダーさんの人柄や猫たちの様子などをある程度確認すると、色々と見えてくるものもあるでしょう。自分が信頼できそうなブリーダーさんかをしっかりと見極めてみて下さいね!


良い猫ブリーダーの見分け方

CFAのサイトなどにも記載がありますが、ブリーダーを選ぶ際のコツと言いますか、確認するべき事項について紹介します。

動物取扱業を取得しているか

子猫はいくら営利目的ではないとしても、有料譲渡になります。子猫の繁殖や売買に関しては法律で動物取扱業の登録や動物取扱者識別証の表示が必須です。住所等をきちんと表示されているかを確認しましょう。

CFAかTICAにキャッテリー登録をしているか

どちらかに登録をしておりキャッテリーを名乗っているのであれば、ある程度信用してもいいでしょう!

繁殖している猫種について知識が豊富か

純血種の猫は遺伝性疾患など注意しなければいけない物もあります。

メインクーンでいうと肥大型心筋症というものですね。この病気は優性遺伝で遺伝するので、遺伝子検査をしてネガティブ(陰性)であれば発症のリスクは少ないとされています。そのため、ブリーダーさんは自分のブリードする猫の血液を採取してアメリカに送り遺伝子検査をして貰ったりしているそうです。

こういった、その猫についての専門的な知識も日々勉強し情報交換も怠らす、こちらが情報を求めた時にそれを分かりやすく説明してくれるかどうかというのもブリーダーさんを見極める上での一つの要素になります。

遺伝疾患などの有無はネットで簡単に検索出来るので、まずはあらかじめ自分でその猫種についてしっかりと調べた上で聞いてみるのも手です。

キャッテリーの見学を行っているか

猫達がどのような環境で育っているかも確認しておきたい所です。あまりに劣悪な環境で飼育されていたら信用できませんよね。

ただし、見学する際はマナーをしっかりと守りましょう。ちゃんとしたブリーダーさんは飼育にもかなり気を使っています。病気を持ち込まれない為に、見学の前は他の猫との接触を禁止したり、消毒の徹底など細かい気遣いも必要です。

更にはブリーダーさんもスケジュールを合わせてくれたりなど色々な配慮がありますので、冷やかしとか見てみたかっただけといういい加減な気持ちでは見学しないで下さいね。

見学の際は部屋や水など清潔かどうか、大人猫達の性格はどうか、親近感の交配を避けるために雄猫は別の部屋にいるかどうかなどを確認するといいでしょう。

生体販売で生計をたてていないか

私の偏見もかなり入っているかも知れませんが、ブリードで生計を立てていたり、ペットショップや猫カフェなどの運用など、猫という生体を商品にして生活している人は私は遠慮したいです。トリマーとか獣医とか講師とか猫に携わっていても手に職系ならいいんですけれど。

正式なブリーダーさんは、猫たちを養うために体に鞭打って仕事をしていたりする人が多いです。そのくらい、スタンダードに沿った健全な猫を繁殖する為にはお金がかかるんです。一回ショーに出すだけで数万円。その為のシャンプーだって人間の物より高い値段します。生き物なので病気もするので病院代、ワクチン、去勢避妊費用、出産があれば人間と同じで順調かどうかエコー検査したりもします。ブリードで生計が成り立つとは思えないです。

手間もお金もかかるので、本当に猫好きな方しか出来ないですね。頭が上がりません。

話してみて信用できそうかどうか

ブリーダーさんとは猫を譲ってもらって終わり…ではなく、結構長い付き合いになります。自分が信頼できる人柄かどうかという所も結構重要です。もしもの時に相談に乗って貰ったり、猫の成長の報告など連絡を取り合えるような間柄になれるのが理想です。

その為にも、人間同士の相性もちょっと考えてみませんか?

最後に

ブリーダーさんの選び方などを偉そうに綴りましたが、ブリーダーさんも譲渡相手を選ぶ権利があるという事をお忘れなくです。余計なお世話かもしれませんが一応。キャッテリーはペットショップではありません。

ブリーダーさんが手塩にかけて育てた子を養子として譲って貰うという感じでしょうか。
自分のブリードした猫に幸せになって貰いたいからこそ、あなたの猫を飼う環境についても色々聞かれて条件を出されます。

この条件はある程度猫が好きで知識を持っている方なら当たり前の条件だったりするんですけれどね。少なくとも私はそう思っています。なので、家庭環境から何から事細かに聞かれても何とも思いません。

という事も頭の片隅に入れておいていただけましたら幸いですm(__)m

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