猫のサマーカットの必要性!効果とデメリットについて

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猫のサマーカットの必要性!効果とデメリットについて
最近は気温も上がり暑くなってきて、我が家もそろそろサマーカットをしなければと思っている所です。ライオンカットとも言う。

所で、猫のサマーカットに付いては賛否両論ありますよね。実際の所どうなのでしょう?本当にサマーカットをする必要があると思いますか?中には猫が可哀想という意見もチラホラ。

でも、一概にそうとも言えないのです。

今回は猫のサマーカットの必要性とその効果、また、サマーカットをする事で生じる問題などに付いて紹介したいと思います。

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猫のサマーカットの必要性と効果

ネットでサマーカットについて調べていると、

夏は暑いからサマーカットをした方がいい

と言う意見と、

猫は元々砂漠の生き物で暑さに強いからしなくていい

といった二極化した情報が手に入ります。いったいどちらが正しいの???って思いますが、一応どちらも間違ってはいないんです。

猫は確かに元々砂漠の生き物だったので、暑さには強いとされています。自分で涼しい場所を見つけるのも上手だし、ある程度であれば暑いのも平気です。

ただ、そこから進化しているのも事実な訳で、たとえばノルウェージャンフォレストキャットなどはノルウェーという寒い地域で育ち、その気候に対応しながら進化したため、寒さに強い長毛種として知られていますよね。我が家に居るメインクーンも然りです。

寒さに強い猫はやはり暑さには弱いです。

更に言えば、年々気温が上昇してきている事。海外の乾いた暑さと違って日本の夏はジトッと湿気が多くジメジメしている事から、猫にとってはあまりよくありません。猫って湿気に弱いですよ。

(人間も苦しいw)

我が家のラルフもエアコンのない部屋に居たときに暑さに負けてパッティング(犬のようにハッハッハッと息をする事)をした事がありました。保冷材を置いてあげると落ち着きましたが、あの時はビックリしました。

それ以来、夏はサマーカットをしていますが、本猫が快適そうなことや暑さでダレている事が減ったことからもサマーカットは有効であったと考えています。

ちなみに、同じメインクーンでもぎんちゃんは暑いの割と平気。真夏のエアコンの無い暑い部屋でも平気な顔で生活しています。

ですので、サマーカットが必要かと問われれば、私は、

その子の体質と性格と環境次第では必要!

と答えます。


猫をサマーカットするメリットとデメリット

上記のように猫のサマーカットは有効と私は考えていますが、ではいざ自分の猫のサマーカットを考えた場合、知っておくべきメリットとデメリットを紹介したいと思います。

サマーカットするメリット
  • 熱がこもらない
  • 抜け毛が減る
  • 皮膚の状態が確認しやすい
  • 手触りが気持ちいい
  • シャンプーが楽
  • 猫がグルーミングで飲み込む毛の量が減る
  • 見方によっては可愛い
サマーカットするデメリット
  • カット時のストレス
  • 紫外線を直で浴びる
  • 皮膚に傷が付きやすい
  • 毛が生えなくなる可能性
  • 麻酔のリスク
  • カット費用
  • 見た目が貧相

・・・とまぁこんな感じで、メリットもデメリットも同じくらいあります。

私が前章で体質性格環境次第と言ったのはこの為です。

まず、カットをする事で熱がこもらなくなる為、涼しくなると言うのは間違いありません。でも、これは室内飼いの場合。外に出る猫ちゃんは太陽や紫外線を防いでくれる毛がないわけで、直で紫外線を浴びる事になります。しかも、些細な引っかき傷なども付きやすくなりますよね。ですので、外猫ちゃんはサマーカットはおすすめ出来ません。

家猫でも、窓辺が好きな猫ちゃんも紫外線を浴びやすい事からちょっと気をつけたほうがいいかも。

あとは、高齢猫ちゃん。猫のカットって、大人しくさせてくれる子は滅多に居ないが為に、病院で麻酔をかけて行うことが多いです。麻酔のリスクがある事から、年老いた猫や麻酔に抵抗のある飼い主さんなどはカットは難しいかもですね。大人しくさせてくれる子ならいいのですが、大抵の猫はバリカンの音や振動などを嫌がります。ハサミと言う手もあるけれど、猫の皮膚は伸びやすいので結構難しいし、時間もかかる・・・。

以前毛玉を取ろうとハサミを使って怪我をさせてしまったことがあるので(病院で縫いました)、ハサミはお勧めしたくないな~(ーー;)やるならお気をつけて。

それと、たまに毛が生えてこなくなる猫ちゃんがいます。我が家は割りとすぐ生え揃ってくれる子達なので問題ないですが、一応初めての時は目立たないところで試してみた方がいいかもです(汗)

逆に、カットをお勧めしたいのは暑さに弱い完全室内飼いの子や、毛玉をお腹に溜め込みやすくしょっちゅう吐く子です。こんな子達はカットに抵抗さえなければ、サマーカットをしてあげる事で症状が緩和されるでしょう。

まとめ

以上のことから、

サマーカットをした方がいい子
  • 完全室内飼いで暑さに弱い子
  • 毛玉を溜め込み吐きやすい子
サマーカットはしない方がいい子
  • 外に行く子
  • 麻酔がダメな子
  • カットが極端にストレスになる子

という感じで、飼い主さんが自分の家の子をちゃんと見極めて、サマーカットをした方がいいのか、そうでないのかを決めるのがよいでしょう。

後は、オーナーさんの都合次第です。見た目の好みとか、費用とか、手入れの手間とかですね。

あ、一応最後に補足しておくと、長毛種前提で書いていましたが、短毛種ならば暑さ対策としては、殆ど必要ないかと思います。

最後に戯言ですが、サマーカットした後の手触り、ビロードのようで凄く気持ちいいんですよね(*^_^*)多分スフィンクスってこんな感じ?

以上、サマーカットの必要性に付いてでした。

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